世の中、結構リターンライダーは多いのではないでしょうか?
「リターンライダー」=「以前オートバイに乗っていたけど色々な事情で一度バイクを降り、中高年になって再びバイクに乗り始めた人」
僕の周りにも多くいますし、僕自身も、過去に3回バイクをお休みしています。
1回目は、社会人になって1年目、ジムニーという軽の四駆を買って4x4トライアル競技にハマった2年間。お給料もお休みの日もほとんどはジムニーに使ってしまいバイク乗らなかった時期。しかし2年後、ジムニーの車検切れるタイミングで四駆競技をやめてバイクに復帰。
2回目は、結婚したり、JCに入ったり、環境ががらりと変わりバイクに乗れなくなった30代前半の頃。これはJCの卒業(40歳)と同時にバイクを復活。この間、約7年ぐらい。
3回目は、50歳過ぎた頃。やってた会社の規模を縮小した時。そういう時はバイクで遊んでる場合じゃなかったし(笑)結局、会社は廃業して、またバイクは復帰。ここが4~5年か?
こんな感じで乗ったり休んだりの繰り返し。
調子良かったCBも放置が長引くと復帰のたびにプチレストア(笑)
まあ、バイクはコツコツと作業すれば直るし、調子も乗りながら調整を繰り返せば良くなってくる。そういう整備とテストライド的なことを繰り返しているうちに乗り手の勘も戻ってくる。
しかし、戻ってこないものがある。
いったん休むと失われていくもの。
バイク仲間、たまり場にしていたバイク屋さんとか、乗る目的。
仲間はまた作れば良いとして(それでも最初のしばらくは寂しいものです)、バイク屋さんは復帰した時に買ったお店とかでお世話になれば良い。
問題は「乗る目的」
それは、乗る目的を見失ってしまっているんです。
峠を走るにはもう若くない、レース等の競技もそう。
ひとりボッチでツーリングも復帰した最初のうちはバイクに乗れる嬉しさの方が勝っているので寂しくない。でも段々一人で早起きして走りに出かけるのが億劫になってくる。誰かに誘われれば何時でも早起きしてバイクに乗るのに一人だと気が乗らない。
乗る目的を見失っているんです。
そんなリターンズたちの乗る目的探し。
数回に分けて書いてみたいと思います。
僕が今年、たくさんショップさんのツーリングに参加したりしたのも「乗る目的探し」のひとつ。
もう一つ、JCライダースというおじさまグループのツーリングを月イチで企画し続けたのも「目的探し」の一環でした。
グループツーリングという仲間の力を借りるのも一つの方法です。
更新日2019.12.02
公開日2019.12.03