伯耆大山
石川県の白山から島根県の三瓶山、
大分県の由布岳・九重山に連なる大山火山帯の名前の由来となった火山だ
山容は東西約40km、南北約35km、総体積120km2を越える
現存する大山に関する最も古い記述は
『出雲国風土記』の国引き神話で、
三瓶山と同様に縄を引っ掛けて島根半島を引き寄せたとある。
『出雲国風土記』中には「火神岳」(ほのかみだけ)と記されている。
『出雲国風土記』によれば古くは「大神岳(おおかみのたけ)」と呼ばれ、
奈良時代の養老年間に山岳信仰の山として開かれたと言われている
その険しき山も、西側から見上げると
出雲冨士と呼ばれるほど優しい表情をしている
その優しい表情を飽きることなく見上げていると
偶然にも、ウエディングドレスの花嫁に出会った
記念の写真撮影であろうか?
周りを見渡したが、花婿は見えなかった
まさか「大神岳」に嫁ぐわけでもあるまい
しかし、何故か?心が優しい気持ちになった
山も、そうな目で幸せな二人を見下ろしていたに違いない