ここ数年、年間で10000ｋｍ以上を走っている
今年に限れば、今の時点で14000ｋｍを走った
可能な限り遠くへ、
可能な限り長く乗りたい
ライダーの誰もが思うことだ
そのためには無事故無違反であることが必須条件
そのことをアタマではいつも理解している
しかし、年間で１万キロ以上も走っていると・・・
ついつい無事に帰ってくるのが当たり前のことのようになり
危険に対する認識が薄れてしまう
やはりバイクは危険な乗り物だという事を認識して乗らないといけない
そんな中、朋がバイクで怪我を負った
大事にはいたらず、見舞いに行ってもいたって元気
良かった・・・と胸をなでおろし帰路につく
帰路の中、走行中・・・睡魔が襲い・・・
パーキングに入り休憩中、愛機を眺めていると
CBからの声が聞こえてきた
「もう怪我をしたらダメだよ」と・・・
若い頃は、いっぱい転んで怪我もした
自分だけではなく、廻りのバイク仲間も同じくだ・・・。
そこからバイク乗りであり続けるためのREBOOT（再起動）は
自分の意志でのみ決定すればよかった
転んだことでバイクが怖くなれば降りればよい
降りる理由は自分の中にだけ存在した
今の年齢になると
REBOOTへの意思決定は、自分の中だけにはない
家族、職場、地位・・・
廻りの意志が、本人の意志に関係なくREBOOTを許さない
それを朋から学び、CBが代弁して語りかけた瞬間だった
その朋は必ずREBOOTしてくる・・・
そしてREBOOTへの一番の見舞いはCBの音だった
