初めての愛車
高校1年生の3学期から乗り始めた。
つまり正月明けに買ったわけだ。
新車価格¥125000
親父にちょっとスネかじって新車で買った。
4サイクルSOHCの単気筒、49cc
所謂、原付バイクだ。
最高出力6.3ps/10500rpm
この超高回転のスペックを雑誌で見て決めた。
小僧だったのでトルクの意味が解らず、最高出力だけ見てスゲーって思った(笑)
ちょうど中学生時代にスーパーカーブームがあり、漫画のサーキットの狼とか雑誌の車の諸元表の馬力だけ見て車の優劣を決めてた。
その延長で自分のバイク選びをリアルにしているのだから笑える話だ。
当時、50ccのスポーツバイクのハイエンド機種は、ヤマハのRD50、スズキのRG50、ホンダのCB50でした。
どのバイクも最高馬力は6.3ps
メーカーの自粛規制値の上限いっぱいまで出してた。
どのバイクが一番速いか?
バイク雑談でも比較の記事はあった。
内容は0~200mか、0~400の加速タイムと、最高速度。
その中でCB50の最高速度が一番高かったし1万回転以上回るエンジンが一番速く性能が良いと思った。
今となれば簡単にわかることなのだが同じ最高馬力でも、2回に1回爆発する2ストと4回に1回爆発する4ストでは、4サイクルは遅いのである。
実際の走行では、4ストは回転の頭打ちの早い2ストに辛うじてトップの伸びで追いつくのである。それがスペックのトルクに表記されてるのだが、もちろん、そんなことは知らない。
買ってから登りの峠道で2ストに着いて行けず悔しい思いをするわけだ(笑)
そんなCB50だが、キャブばらしたり、チェーン調整や、ブレーキ調整など、いろいろいじってみた。
そういう意味では良い原点だったと思っている。