何事も二番煎じはうまくいかない、だから先駆者的な利益を得るようマインドを向ける。
そういうコンサルとかレクチャーとか風潮がないですか?
確かに世間で見る成功者は先駆者が多い。
しかし、それは先駆者になることが目的で成功したのではないことを知るべきです。
自分のやりたいことに先例がなかっただけ。
それでも「やりたい」と言う気持ちが強くて、先例が無い代わりにオリジナルで作り上げるした無かった。それが世間で認められ先駆者と呼ばれただけ。
その先駆者と呼ばれる人は、うまくいかない試行錯誤の時期に諦めずに続ける覚悟のある人。
そんな凄いサービスを自分で開発できる人は数少ないと思うが、既存のサービスを利用して成功する先駆者だって存在する。例えばインフルエンサーブロガーと呼ばれる人、例えばyoutuberと呼ばれる人など。まさか仕事になり高収入を得るようになるとは?と言う類いだ。
確かにそれは感じるものがある。
世の中がホームページを作成して情報発信を始めた頃、私も例に漏れず自社サイトを作った。しかしホームページは頻繁に更新が出来ず、その他多くのサイトと同じようにwebの中に埋没していく。そんな時、ブログと言うサービスが出来た。私は直ぐに飛びついた。簡単に毎日更新できるし、写真などの投稿もweb画面から簡単に出来る。まず遊びの分野から始めていき、ビジネスへと発展させ、一定の効果はあった。しかし、こういうSNSの黎明期は使い方に秩序が無くモラルの欠如したコメントや使い方を勘違いする人も多くて途中で嫌気がさしてしまい不特定多数への公開はやめてしまった。
今思えば、ここが別れ道だと思う。嫌な思いをしながらも、発信したい気持ちを保って、そのまま模索を続ければインフルエンサーになるわけです。私には出来ませんでしたが・・・。
今はネット上でのリテラシーも確立され、かつての2チャンネルのような荒廃したものは見られない。その時期を耐えて継続した人が先駆者と呼ばれているだけ。つまり、過去に耐え忍んだ時期があると言うことを知らなければならない。
もうひとつ、Eコマースの世界。
かつてオーダーシャツ屋時代にネットでオーダーシャツを売ろうと思った。今ではzozoスーツみたいにスマホのアプリなどでサイズ計測可能な時代になったが、当時はもちろんそんなものなどなにもなく、出店した楽天にはオーダーシャツと言うジャンルすら無かった。もっとも、だから出店したわけだが・・・。
先駆者利益を得ようと考えたからである。しかしオーダーの仕方の仕組みを作るのに試行錯誤を繰り返した。そういう鳴かず飛ばずの時期を経て楽天がジャンルを設ける必要を感じるぐらいの商品数を登録した結果、新たにオーダーシャツのジャンルが出来た。そこまで行けば当然、その中のトップランナーになるわけだ。そういう以前の試行錯誤がわからないECコンサルタントから、色んな提案も受けたが先頭走ってきた者からすれば的はずれ過ぎて話にならなかった。きっと成功した他の先駆者も同じ目にあってると思う。
既存のサービスを利用して先駆者になったひとつの例。面白いもので、二番煎じは雨後の筍のようにウジャウジャわいてくる(笑)
私の時もそうでした。オーダーする仕組みがうちとそっくりのサイトがかなり出てきた。しかし、直ぐにそういう店は消えました。なぜなら、そこにたどり着くまでの試行錯誤を知らず、形だけ真似してもお客さんの対応が出来なかったのだと思う。あくまでもお客さんにとってどう使い安くするか?を考えに考えて作った仕組みと一方はただの真似。こちらは、これなら俺でも売れるじゃん!がスタート地点なのだから根本の考え方が違う。仕組みを作ってでも継続する覚悟が無いから消えるのも当然でした。
諦めず継続することが先駆者になる最低条件。
そして継続はPDCAサイクルを回しながら行うこと。
ただそれだけのことをすれば可能性はなんにでもある。
そう思うと、もう一度、先駆者にチャレンジしてみたくなった。
なんの?先駆者か?
そりゃもちろん最年長年寄りモトブロガーですよ(笑)
最低視聴回数の記録を絶賛更新中の動画です。
本当に背筋が寒くなります(笑)
こんな見てもらえない動画でも作る手間や時間は同じなんです。
企画って大事ですよね。
でも自分が出したいものを出さずにいることは本来じゃない気がします。きっといつか見てもらえると信じて続けるのみですね。
あっ、PDCAサイクルの改善項目的には・・・バイク動画に戻ったほうが良さそうです(笑)
更新日2019.12.20
公開日2019.12.21