特別にスピリチュアルなこととか、宗教的なことに感心がある訳ではないが、人の行いについて因果応報とか、善因善果、悪因悪果はあるような気がしている。
つまりは、自分の行動を律するために「ある」と言うことにしているのかもしれない。
善因善果とは、他人に善きことをすれば自分にも良いことが帰ってくると言うこと。その逆が悪因悪果。言い換えれば「人を呪わば穴二つ」と言うことである。
この「人を呪わば穴二つ」の語源をご存知だろうか?
平安時代、陰陽師と呼ばれる人がいて、その人達は森羅万象から人を導く力を持った人達だった。
しかし、その力は時の権力者に利用され、その権力者の敵を呪う呪術者になってしまう。
権力者に命令され相手を呪うのだが、相手も陰陽師を雇って呪い返してくる。結果的に、どちらも呪い殺されることになる。この穴とは、呪われて死んだ死者を埋める穴のことである。穴二つとは呪う側、呪い返す側、両方の穴があることです。
これは本当に怖い話です。
もう少し柔らかい言い方をするのであれば、仏教にも同義語があります。「自他一如」(じたいちじょ)と言います。
ありとあらゆる物事を自分と一つのごとくに見ていく心を開くこと。
つまりは「無分別智(むぶんべつち)」のさとりです。
私事ですが、先日、自分がアップしたyoutube動画に批判的なコメントがありました。あまり気にすることもなく削除でもすれば良かったのですが、ちょっと反論したくなった。
人ってそういうものですよね。たとえ自分に非があるとしても反論したり言い訳したりしたくなるものです。
そこで私は反論、言い訳、もしくは反撃のようなトークの動画を撮りました。自分を否定してくるものに無意識に自己防衛本能が発動したわけです。撮った動画を見るとかなり長い尺で熱っぽく話をしていました。
しかし、この動画を編集してアップすることはありませんでした。なぜならば、悪因悪果、人を呪わば穴二つ。
ミニバイクで貰い事故に会いました。かなりの安全運転中にもかかわらず、向こうが特攻隊のように私を目掛けて突っ込んできました。避けられなかったです。しかし、私はこう思いました。
「ああ、悪い運気を自分で引き寄せたなあ」と思って、その動画の編集をやめたわけです。だからもう投稿されることはありません。
私は基本的にSNSには、いいねボタンしか使わない。どんなにひとこと言いたいことがあるような記事、動画でもマイナス評価や、批判的なコメントは書きません。
その理由は、人を呪わば穴二つ。悪因悪果になりかねないから。
結局、人を批判することは、自分を批判することと同じ。
自他一如の悟りをもって生きていきたい。
さて、CBが出てくる動画以外はまったく見てもらえないyoutubeチャンネルなのは承知の上で、堂々と出してるカメラ系の話が今週は続いてます。
なかなか夜景の動画って難しいですね。
もう少し精進します。
しかし、このGX7MK2楽しいっすよ!
標準ズーム付きで55000円、新品です。
更新日:2019.12.19
公開日:2019.12.20