気ままにツーリングとモトブログ【I LOVE CB750F】

オーナーとなり39年目の愛車のCB750F。ついに還暦になった「ちゃれさん」がこのCB-Fを使って10数年後に最年長モトブロガーを目指す日記です(笑)

思考と試行

シャツ作りに限らず、また、モノづくりばかりでなく
ヒトは、思考して試行を繰り返す。

思考とは、左の脳でものを考えてる状態。
まず最初に、考えなければ行動に移れない。
では、何を考えるのか?
それは、
1.最終的な目標(つまり理想体)
2.目標に到達するまでの過程(スケジュール)
3.スケジュールを実施するための具体的なプログラム
・・・と、ここまでは、普通のことだと思う。
しかし、実は思考の段階で、よく間違いを犯すのである。
考えすぎて行動に出れないなど・・・もってのほかだが。

思考の段階で重要なのは仮説を立てることなんだ。
なぜか?
それは、実は目標としている理想形も仮説に過ぎないのです。
◎◎だから理想的なはずだ・・・と。

だから、思考の段階で
現状○○だから、☆☆すれば、△△の途中結果がでるはずだ。
したがって□□という目標に近づいてるはずだ。
これが、仮説。多いほど良い。

そして、この仮説をひとつひとつ検証していくことが試行なんだ。
試行つまりトライアル

この試行には、マイルストーン(一里塚)がいる。
つまりトライアル期間の設定である。
間違ったトライアルを延々と続けることほど愚かなことは無い。

いついつまでに、この仮説Aを試行して検証し
仮設Aが正しいか?どうか?判断し、次の仮説Bに移行するか、どうかを決める。
しかし、仮説どおりの結果が出なかった場合は、
目標としていた理想という仮説自体も疑わなければならないものか?
それとも途中のプロセスにおける仮説が間違っていたのか?
ここでまた思考に入り、そして試行をする。
この繰り返し・・・で目標が近くなる。

・・ということは、仮説を多く立てたほうが良いし
マイルストーンも多いほどよい・・つまりリカバリーが早い。
何故なら、ひとつの立てた仮説だけで、成功し続けることはまずない。
9割以上の仮説が間違っているぐらいに思うべきだからだ。

しかし、これらはすべて左の脳の仕事である。
ヒトは理尽くめの左脳だけでは生きていけない。
ここで、右の脳の出番が必要となる。

つまり、マイルストーンでの結果に喜ぶ、悲しむ、口惜しがる・・etc。
次へモチベーションの持続は、右の脳の仕事だ。
そして、ひとりで喜ぶより仲間で喜ぶ方が、喜びは大きい。
そして仲間を作るのは、理屈ではなく、感情なんです。
つまり、これも右の脳の仕事。
最終目標として立てた仮説を信じ続けること・・これも理屈ではない。
いわば、信念となって岩をも動かす力・・・これも右の脳。

しかし、右の脳が犯す多くの間違いは、ひとつの仮説を盲信してしまうこと。
他が考えられなくなってしまうのです。
これに歯止めをかけるのは左の脳。うまく出来ていると思いませんか?

この左右の脳がバランスよく機能しつつ、思考と試行を繰り返せば
ヒトは必ず進化する。

コロンブスが、地球は丸いという仮説を信じて大海原に出て
新大陸を発見したように・・・。