先日、紅葉ツーリング中に見かけた風景。
道路の端に車を駐車して綺麗に色づいた紅葉の木の枝を折って持ち帰ろうとしている老夫婦を見ました。
その時、たまたま僕はバイクでゆっくり走りながらモトブログを撮ってました。ヘルメットの中のマイクに向かって何か話をしながら走っていたのです。
そこへ目に飛び込んできたのが紅葉した枝を折る場面。それまでのモトブログ話を中断して、「おじちゃん、そこの枝折っちゃダメだって!」って、ヘルメットの中で声が出てました。
帰宅して撮影データをPCに移し確認すると、おじちゃん、おばちゃんお二人の顔も車の車種もナンバーもバッチリ写ってました。さすがにその部分は編集でカットしました。そうすると、その前後の話も脈絡がおかしくなるのでカットして結局、全部ボツ(笑)
まあ、それは良いのですが、最近は一般の撮影者のネット動画がすぐにニュースとかで使われます。特に事故や事件性のあるものなど。
または炎上性のあるものっていうのかな?どうしてネットに公開するのか?さらには、どうしてそれを拾ってきてニュースに使うのか?よくわからない。
今回のことで言えば、確かに枝を折る行為は良くないことだし、いい大人がやってはいけないと思う。でも、それを動画などで公開することは、彼らを僕が裁く行為に等しいじゃないですか?
それはおかしいと思う。不正であれば何でも動画を公開して他人を断罪する。こういうことがまかり通っちゃいけない。
それならば?あの場にバイクを止めて「枝を折るのはやめましょう」と注意すれば良かったわけです。
しかし実際には停めずに通り過ぎてしまったわけだし、リアルに注意をすることは勇気が要りますし、逆ギレされたら怖いしというのが一般的ですよね。だからと言ってネット等で匿名で断罪するのは卑怯です。
まあ、それにしても、これだけドライブレコーダー等の普及が進んできた今では、ネットで公開断罪しようする輩は少なからずいるでしょうし、コンビニなどカメラの設置個所も増えてきていて、さらにはカメラの性能も著しく進化している時代に、どこに居ても撮影されている可能性があるわけです。
それをわかってれば?ちょっと襟を正した行動を取るでしょうが、
気づいてないと?あのおじちゃんやおばちゃんのように無造作に枝を折るわけです。
カメラで撮って断罪することで不正・犯罪を減らすのではなく、いつも見られていると思って正しく生きる方が良いですね。
その時の紅葉ツーリングの動画です。
更新日2019.11.22
公開日2019.11.22