気ままにツーリングとモトブログ【I LOVE CB750F】

オーナーとなり39年目の愛車のCB750F。ついに還暦になった「ちゃれさん」がこのCB-Fを使って10数年後に最年長モトブロガーを目指す日記です(笑)

信州の奥座敷を行く

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遠山郷、伊那郡上村)に位置する。日本の秘境100選のひとつ
 
しらびそ峠、標高1833m
 
ここを過ぎさらに登ると標高1918mのしらびそ高原がある。
 
 
南アルプスの展望台として知られる。
 
そこに至る道は険しく、左右にCB750Fを振り続けなくてはならない。
 
標高が上がるに連れ、エンジンのレスポンスも心なしか悪くなる。
 
それでもCBのスロットルを開け続ける。
 
なぜなら?
 
見たいからだ・・・
 
そう、ここから眺める南アルプス雄大なのだ。
 
 
そして、ここから800mほど下った場所
 
南アルプス聖岳と対峙する標高1000mの地点
 
尾根の傾斜約30度の南東斜面にへばりつくように集落がある。
 
下栗の里と言う。
 
ここへ一気に駆け下りる・・・下りの斜度も半端じゃない。
 
道のあちらこちらにエンジンブレーキ併用のこと!と注意書きがある。
 
 
俺たちはエンブレなんか使わない。
 
上りも下りも、走り方は同じだ。
 
コーナーの手前でブレーキング、スロットルを開けてトラクションをかけ曲がる。
 
どんな狭いタイトコーナーでも扱いは同じだ。
 
 
下栗まで下りる前に、さすがにブレーキがフェードを起こした。
 
さすがに秘境だ・・・・と、苦笑する。
 
しかし、コレぐらいでないと来た意味がない。
 
そう!たやすく行ける場所なんか行きたいはずもない。
 
 
天空の里で、踏んでもスカスカするブレーキが冷めるのを待つ。
 
そこで見た南アルプスには、秋の風が吹いていた。