うちの店は、もちろん昼はシャツ屋としての店だが・・・
閉店後や休日は、CB子の寝室だったり、治療室だったりする。
朝、7:50 出勤
ガラガラ・・・シャッターを開ける。
そうすると、CB子がそこにいる。
「ちゃれめ~!おはよ~♪」
「オ~ッスッ!」
「昨日はありがと~、海連れてってくれて☆」
「うん。また行こうな」
こういう会話から一日が始まるんだ。
「じゃぁ~、店開けるから、外に出すぞ」
「うん、わかった・・・今日は天気いいかな~?」
「なんとか、雨は降りそうにないね」
「よかった~☆ 雨降るとカラダ錆びるし・・・」
「ハハハ・・そうだね・・・俺もオマエの身体のサビ落とすの大変だしな」
「いやらし~~い、変態!!」
こう言う会話があったか?どうか?は定かではないが・・・
さっそく、CB子を店先に出す。
「ヨッコラショッっとぉ~~・・・重いな、オマエ」
「だいじょうぶ?・・・」
「何が?」
「何か・・・顔疲れてるよ・・」
「そうかぁ?」
「日曜日ぐらい・・・ゆっくり身体休ませたほうがいいよ・・・」
「えぇ~??日曜ぐらいはオマエに乗りたいジャン・・」
「それはそれで・・うれしいけど・・・けど・・」
「けど?何さ?」
「出会ったころみたいに・・ちゃれめも若くないんだからね・・無理は禁物よぉ」
「オマエに年のこと、言われたくね~なぁ・・ハハハ」
・・・と、強がりを言ったものの・・・実際は・・
バイクに乗った翌日の月曜の朝は結構辛い・・・。
「年はとりたくねぇ~なぁ・・・」
ボソッ・・・つぶやく俺・・・。
「20年前は、本当にアタシに乗れるの?ってぐらいヒョロッっとしてたのに
元気だけはあったよねぇ~クスクス」・・・とCB子。
「オマエぇ~~!!ケンカ売ってるのか?まだまだ元気だっ!(笑)・・さて仕事仕事!」
「本当に・・だいじょうぶ・・かしら??」
CB子はこうして、店の外から覗き込んでる。