新緑のいつものコースを軽く流す
ひとりで気ままに走るときは攻めたりしない
なんとなく気持ちがルンルン♪してくる
左右の切り返しが楽しい
ただし、速度はほどほどだ
数週間前、仲間達とここを走った
ダンサーのように目の前で踊るマシン達
そのときの光景が浮かんでくる
今、何も走ってない目の前に
そのマシン達が見えたような気がしたのは錯覚か?
蜃気楼のような幻を追いかけながら
愛機とともに走る散歩道
なんとなくCBの音もトーンが高かったのは俺と同じか?
一瞬でも街の喧騒を忘れさせてくれるこの道と
一緒に走ってくれるマシンと
この道に思い出を刻んだ仲間達を愛している