CB750Fに乗っていて、嬉しく思うことのひとつに
本田宗一郎氏の臭いがすることも上げられるのではないでしょうか?
その臭いのひとつに、このマフラーフランジの形状があります。
このフランジの形状の誕生秘話を何かの本で読んだことがあります。
CB-Fの先代のCB750FourK0が世に出る前に、
開発者がデザインしたマフラーのフランジの形状はもっとツルッとしていたらしい。
それを見たおやっさんは、激怒し、この菊の花のような図面を書いて持ってきて
この形にしろ!って命じたらしい。
このフランジを単体でみるとカッコ悪いので、開発者はええ~??って思ったらしい。
しかし、おやっさんの命令は絶対で仕方なく、その形を採用したら、
何故か?空冷4発のフィンと合体すると、妙にピッタリとマッチしたしまった。
開発の人たちは、おやっさんのセンスにたまげたという開発秘話でした。
その菊の花形状のフランジが、そのままCB-Fにも受け継がれているのです。
どうですか?
自分のCBのフランジを何気なく見てたら、おやっさんの臭いを感じませんか?